2025/05/08
レコードを処分する方法とは?処分せずに現金化する方法も解説

「自宅に不要なレコードが複数枚あり、場所を取るので処分を検討している」「レコードを処分する方法は何があるのか知りたい」とお考えではありませんか?
レコードの処分にはいくつかの方法があり、ご自身にとって最適な方法を選択することが重要です。そこでこの記事では、レコードを処分する方法について触れるとともに、レコードを処分せずに現金化する方法についても徹底解説しています。
レコードの処分を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1.レコードを処分する方法
不要になったレコードの処分をお考えの方は、まずは以下3つの方法を検討してみてください。
・自治体のゴミ分別ルールに従い処分する
・処分する枚数が多い場合は不用品回収業者を利用する
・身近な人に譲る
一つずつ解説していきます。
1-1.自治体のゴミ分別ルールに従い処分する
不要になったレコードをゴミとして処分する場合は、お住まいの自治体によって定められているゴミの分別ルールを必ず確認し、それに従うようにしてください。
レコード盤は主に塩化ビニル樹脂というプラスチックでできています。これを「可燃ゴミ」として扱っている自治体が多いですが、地域によっては「プラスチックゴミ」や「不燃ゴミ」に分類される場合もあるため注意が必要です。
また、レコード本体だけでなく、ジャケットや歌詞が書かれた内袋などの紙類は「資源ゴミ」、レコードを保護する外側のビニール袋は「プラスチックゴミ」など、素材ごとに細かく分別しなければならないケースもあります。
大量に捨てる際は粗大ゴミ扱いになる可能性もあるため、自治体のWebサイトやゴミ分別ガイドをよく確認しましょう。
1-2.処分する枚数が多い場合は不用品回収業者を利用する
処分したいレコードの枚数が非常に多くて自分で運ぶのが大変な場合や、レコード以外にも処分したい不用品がある場合には、不用品回収業者に依頼するのも一つの便利な手段です。
不用品回収業者を利用する最大のメリットは、電話やインターネットで申し込めば、指定した日時に自宅まで回収に来てくれる点にあります。ただし、基本的にはサービスの利用料がかかりますので、注意が必要です。
不用品買取業者のサービス料金は、回収する量や作業内容、業者によって大きく異なります。依頼する前には必ず複数の業者から見積もりを取り、内容と金額をしっかり比較検討することが大切です。
1-3.身近な人に譲る
もし処分しようとしているレコードがまだ問題なく聴ける状態であれば、友人や知人、家族など、周りにいるレコード好きや興味を持っている人に譲るという方法も考えられます。
レコードを身近な人に譲ることで、処分費用が一切かからないうえ、大切にしてきたレコードをゴミにせず、ほかの誰かに使ってもらえる可能性がある点が大きなメリットです。
まずは身近な人に声をかけてみたり、SNSで欲しい人を探してみたりするのも良いでしょう。ただし、相手の音楽の好みやレコードの保管場所の都合を考えずに無理に押し付けるのは避けましょう。
2.レコードは処分せずに売って現金化することも可能
不要になったレコードは、処分する以外にも売って現金化することも可能です。需要の高いレコードや保存状態のきれいなレコードであれば、高値で売れる可能性も十分に高いでしょう。そこには、近年のレコードブームが関係しています。
2-1.近年レコードブームが再燃している
サブスクリプションやYouTubeなどで音楽を手軽に聴ける現代において、アナログレコードならではの魅力が見直され、近年、世界的に人気が再燃しています。
レコードのデジタル音源とは異なる温かみのある独特の音質や、部屋に飾りたくなるような大きなジャケットのアートワーク、そして針を落として音楽と向き合うという体験そのものが、若い世代を含む多くの人々に新鮮な魅力として受け入れられているのです。
人気アーティストが新譜をレコード形式で発売するケースも増え、このブームを後押ししています。そして比例するように中古レコード市場も活気づいており、家で眠っていたレコードが思わぬ価値を持つ可能性が出てきているのです。
2-2.高く売れやすいレコードの特徴
中古レコード市場で比較的高値で取引されやすいレコードには、以下のような特徴があります。
・昭和歌謡やアニメ・ゲームなどのジャンル
・保存状態が良い
・付属品が揃っている
全てのレコードが高く売れるわけではありませんが、特定の条件を満たすものは高価買取が期待できるでしょう。
2-2-1.昭和歌謡やアニメ・ゲームなどのジャンル
中古レコード市場でとくに高値がつきやすいジャンルとして、近年人気が再燃している昭和時代の歌謡曲やシティポップ、そして熱心なコレクターが多いアニメソングやゲームミュージックなどが注目されています。
これらのジャンルは、当時を知るファン層だけでなく、現在の若い世代や海外の音楽ファンからも高い関心を集めており、中古市場での需要が非常に高まっているのです。そのため、希少なレコードや人気のあるタイトルは、驚くような高値で取引されるケースも少なくありません。
2-2-2.保存状態が良い
レコード盤本体とジャケットの保存状態が良好であるほど、高く売れやすいです。購入時に近い綺麗な状態、いわゆる「美品」であればあるほど、高価買取が期待できます。
反対に、レコード盤の表面に再生に影響するような深い傷や目立つ擦れ、カビ、あるいは盤全体の反りなどがあると、減額の対象となります。同様に、ジャケットについても、破れや裂け、水濡れによるシミ、過度な色褪せ、書き込みなども減額の対象です。
レコードの再生時や保管時は日頃から丁寧に扱うことが、価値を保つ秘訣です。
関連記事:【徹底解説】レコードの正しい保管方法やおすすめの保管場所
2-2-3.付属品が揃っている
レコードを売る際は、レコード盤とジャケットだけでなく、購入時に付属していた帯や歌詞カード(ライナーノーツ)、内袋、特典などがすべて揃っている「完品」の状態であるのが非常に重要です。
レコードの価値は、音楽そのものだけでなく、パッケージ全体で評価されます。特に、日本盤のレコードについている「帯」はコレクターの間で非常に重要視されるアイテムであり、その有無が査定額を大きく左右する場合があるのです。
レコードだけでなく付属品も保管されている方は、なるべく一緒に売るようにしてください。
3.レコードを売る方法
レコードを売る方法として、以下3つの方法をご紹介します。
・買取専門店で売る
・リサイクルショップで売る
・フリマアプリで売る
ご自身にとって最適な方法を探してみてください。
3-1.買取専門店で売る
不要になったレコードを売却する際は、レコードに特化した買取専門店で売却するのがおすすめです。
レコードに特化した買取専門店には、音楽ジャンルや市場の動向、希少盤に関する知識が豊富なプロの査定士が在籍しています。そのため、レコード一枚一枚が持つ本来の価値を正確に見極め、市場価格にもとづいた納得のいく価格を提示してくれる可能性が高いのです。
また、店頭への持ち込みだけでなく、自宅から送るだけの宅配買取や、自宅まで査定に来てくれる出張買取など、複数の買取方法が用意されていることが多いのも魅力といえるでしょう。
3-2.リサイクルショップで売る
近所にあるリサイクルショップなどでも、レコードを買い取ってもらえる場合があります。リサイクルショップは店舗数が多く、アクセスの良さやほかの様々な不用品と一緒にまとめて処分できる手軽さにあります。
ですがリサイクルショップには、レコードの専門的な知識がないことが多く、レコード本来の価値に見合った価格での買取は期待しにくい傾向にあります。そのため、希少価値の高いレコードであっても、一般的な中古品として一律の安い値段がつけられたり、ジャンルによっては買取自体を断られたりする可能性も考えられるでしょう。
3-3.フリマアプリで売る
フリマアプリやインターネットオークションを利用して、自分でレコードを販売する方法も選択肢の一つです。
フリマアプリでレコードを売る最大の利点は、自分で販売価格を自由に設定できることです。もし希少価値の高いレコードであれば、熱心なコレクターが見つけてくれて、買取業者の査定額よりも高い値段で売れる可能性も秘めています。
しかしその反面、レコードの写真撮影、詳しい説明文の作成、購入希望者とのやり取り、そしてデリケートなレコードを破損しないような丁寧な梱包と発送作業など、全てを自分自身でおこなわなければなりません。必ず売れる保証もなく、手数料や送料もかかる点を理解しておく必要があります。
4.レコードを売るなら買取専門店がおすすめ
レコードを売る方法を3つご紹介しましたが、そのなかでも特におすすめなのが、買取専門店での売却です。レコードの売却先として買取専門店をおすすめする理由が、以下の3つです。
・専門の査定士による査定
・選べる買取方法
・幅広いジャンルのレコード買取に対応
一つずつ深堀していきます。
4-1.専門の査定士による査定
レコード買取専門店をおすすめする最も大きな理由は、レコードに関する深い知識と豊富な査定経験を持つ専門の査定士が、一枚一枚のレコードの価値を正確に見極めてくれるという点です。
レコードの価値というのは、単に有名アーティストの作品であるかだけでなく、以下のような要素も関わります。
・いつ、どこで製造されたか
・どのレーベルから発売されたか
・盤の状態はどうか
・市場での希少性はどのくらいか
専門の査定士は、これらの複雑な情報を見逃さず、最新の市場動向も踏まえた上で、公正な査定額を提示してくれます。そのため、大切なレコードが不当に安く評価されてしまう心配が少ないのです。
4-2.選べる買取方法
多くのレコード買取専門店では、利用者の生活スタイルや売りたいレコードの量に合わせて、「店頭買取」や「宅配買取」など、いくつかの便利な買取方法を提供しています。このように、自分の状況に最適な方法を選べる柔軟性も、買取専門店を利用するメリットの一つです。
たとえば、お店が近くにあってすぐに現金化したい場合は「店頭買取」が手軽ですし、店舗が遠い、または自宅でゆっくり準備したい場合は、段ボールに詰めて送るだけの「宅配買取」が適しているでしょう。
ご自身の都合に最も合う買取方法を選んで、大切なレコードを効率的に売却しましょう。
4-3.幅広いジャンルのレコード買取に対応
レコード買取専門店であれば、特定の音楽ジャンルに限定せず、幅広いジャンルのレコード買取に対応しています。ロックやポップス、ジャズ、クラシック、歌謡曲、アニメソング、ワールドミュージックなど、幅広いジャンルのレコードを取り扱っている点も、買取専門店の魅力です。
長年にわたってレコードを集めていると、自然と様々なジャンルのレコードがコレクションに混在することも珍しくありません。レコード買取専門店であれば、各ジャンルに対する知識や相場観を持っている査定士がいるため、多岐にわたるジャンルのレコードをまとめて査定に出しても、それぞれの価値を適切に評価してくれます。
5.レコードの売却ならGYOKKDOへご相談ください
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また、宅配買取と店頭買取の2つの方法があり、特に宅配買取は全国どこからでも送料無料でご利用いただけるため、多くのお客様から好評をいただいています。
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6.まとめ
レコードの処分をお考えの方は、まずは以下3つの方法を検討してみてください。
・自治体のゴミ分別ルールに従い処分する
・処分する枚数が多い場合は不用品回収業者を利用する
・身近な人に譲る
また、「このレコードは価値がないだろうな」と思っているものでも、買取査定に出してみたら思わぬ査定額を提示される可能性もあります。そのため不要になったレコードは、処分するのではなく買取専門店での売却するのもおすすめです。
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コラム監修者
テキスト〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇